塩漬け 生の皮は細菌の繁殖を防ぐために塩漬け保存された状態でタンナーに届きます
裁断 トスカーナでは皮を丸ごとタンニンで”なめす”ことはなく裁断します
ソーキング(水漬け) ドラムで塩漬けされた原皮を水で塩抜きと付着物を取り除きます
石灰漬け 皮に付いている毛を抜き取ります
ピックル処理 皮のpHを下げてタンニンが繊維の中まで入りやすくします
木製の大型回転ドラムの中でタンニンが皮の繊維と反応して目の詰まった丈夫な
素材になります
この時にでるタンニンの残りカスはエネルギー源として利用するとのことです
水分をプレスし絞ります
天然の脂を加えます
舐めようとしたら、、、「やめとけ!!!!」って(笑)
ドラムを回転させることで浸透させます
ここまでの工程を経てようやく、銀面の状態が確認できます
空気にさらして、自然乾燥します
”なめし”の工程はここまで
仕上げは手作業によるタンポ染め こうやって1枚1枚染めるんですね
トスカーナのバケッタレザーの
手触り、質感、ナチュラルさ、色合いと温かみ、香り、時間とともに変化する味わい は
こうやってもたらせるんですね